海の底から司法試験

都内大学生による司法試験合格に向けた勉強の備忘録

第2回伊藤塾模試の結果&今後の予定

先日受けた伊藤塾模試の結果が返ってきました。現段階では母数が84人ということでかなり少ないですし、受けなかった人もいると思うので相対的な位置付けは参考までにとどめておきたいと考えています。


以下、素点や調整後の点数、順位、反省を科目ごとに確認していきます。


Ⅰ.総合


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今回の模試では上位10%以内に入りたいとは考えていたのですが叶いませんでした。母集団のレベルが高いとは推測もされていますが、今回の模試は受験している人も少ないので一概にそうとは言えないと思います。

短答は平均点が高かったですね。私は、平均とは反対に、憲法の出来がよく、その他が平均を下回るという結果になりました。でも、138点で28位ということは案外平均点のあたりに人が固まっていそうです。


Ⅱ.憲法


素点 85/100
調整後 55.1/100
順位 16/84 B


憲法は権利の性質や保障の程度、あてはめの部分で事案の特質を踏まえて書くことができました。調整後の点数はそこまでいいものとは言えませんが、添削を踏まえてもまあまあかけていた気がします。判例を明確に意識しながら書けたこと、保障・制約の部分でも争わせること、当てはめ部分でふんだんに問題文の事情を使うことができたのはこれまで勉強してきた成果が出せたので満足です。ただ、模試の問題は本試験の問題と比べて圧倒的に分析すべきことが少ないのであまり油断しないようにしています。

本試験では分析がすべての点で深くできなくとも、重要度の高めの問題点は広く触れていくようにしたいです。とはいっても、憲法は予備のころから得意ではないので下位でもAに食い込むくらいを目指していきたいです。

憲法は論証もないのでそこまでやるべきことがありません。過去問の解きなおしと百選で論文用にピックアップしてしておいた判例を読み込むこと、短答を解きながら気になる判例は判旨だけ読むことをして残りの期間を過ごしていきます。



Ⅲ.行政法


素点 70/100
調整後 57.3/100
順位 8/84 A


模試の行政法はなぜか点数が伸びるんですよね。本試験の行政法は事実関係が少し複雑で、かつ検討すべき事項が多いので時間不足になったり、議事録の記載よりも深い検討をすることができないことが多いです。ただ、採点実感をみると「良好な答案」レベルであればなんとか目指せそうと感じています。なんとか「良好な答案」の設問を揃えられるようにしたいところです。

行政法はまたまたやるべきことがあまりないです。過去問の復習で議事録の読み方と「良好な答案」に近づけるにはどうすればいいかを考え続けていこうと思います。



Ⅳ.民法


素点 63/100
調整後 45.2/100
順位 39/84 C


設問1は問題意識に気づいたはいいものの筋が少々難があるものになってしまったため点数が伸びませんでした。設問3は論点には気づいたものの論証を覚えていなかったので雑な論証になってしまいました。

民法は基本的な論証や概念、短答知識を覚えた上で論理的一貫性をもって書いていくという方法しか対策が思いつきません。基本書とか読んで学説を押さえておけばよかったのかもしれませんが、そんな気力はありませんでした。

⇒論ナビ読み込みと、総則物権は気になるところを基礎マで確認しなおしてみます。



Ⅴ.商法


素点 65/100
調整後 44.1/100
順位 47/84 D


商法は設問2の遡及効の処理以外は大きく外した箇所はなかったのですが、調整後の点数はあまり伸びませんでした。ただ、法的三段論法を守り、瑕疵を条文に引き付けながら挙げていくことはできましたし、問題意識を明確に示しながら論じていくことはできていたので満足はしています。本番もこのくらい書ければ御の字です。

⇒商法はこれまで通り知識をまとめていきます。7月中にロープラ、重判、過去問復習、論ナビ読み込みを1周やっておきます。



Ⅵ.民事訴訟


素点 79/100
調整後 53.0/100
順位 20/84 B


今まで書いてきた民訴の答案の中で、もっとも雑な論証と問題の読み方をしてしまった。点は来ているけど、もっと低い点がついても何も文句は言えないです。

判例の説明をするときに原理・原則に結びつけるという意識が足りない。

⇒民訴はやるものが少ないです。過去問演習した感じでは、他の人に差を付けられないために基本的な論証を覚えておくのはもちろんですが、あとは基本的な概念とか判例の考え方をざっくりと押さえておいて、現場で思考できる下地を作っておくってのがよさそうと感じています。そのため、論ナビの通読のほかは、和田民訴や百選の再確認を通して正確な理論に触れ続けることで対策としていこうと考えています。


Ⅶ.刑法


素点 69/100
調整後 55.2/100
順位 14/84 B


良い採点者を引きました。私がごまかして理解・記述していた箇所もしっかり見抜いて的確なアドバイスをくださいました。あまねく問題点には気づき論述できたものの。設問3については問題の特殊性からすこしズレた記述になってしまいました。

今年も橋爪先生が試験委員に加わっていることもあり、学説対立問題が出題されそうですね。橋爪連載は総論・各論ともに気になった箇所だけ読んで一元化することができたので、これをしっかり頭に入れていくことにします。また、模試では三段論法を簡略化したとしても崩さないことは達成できたので、本番でもこれを続けること、主観的構成要件要素も落とさないこと、事実を的確に指摘することを意識して試験に臨みます。

⇒これまでの過去問がそれほど機能しなくなっているので過去問の復習は年度を限定して軽く見る程度にします。また、問研等をサラッと確認するとともに、要件の定義・論証を詰めます。論ナビも新たに追加した部分や苦手な部分を中心に読んでおきます。



Ⅸ.刑事訴訟法


素点 78/100
調整後 59.8/100
順位 5/84 A


設問1は的確に論述ができました。あてはめも充実していたので良かったのではないかなと考えています。問題は設問2です。伝聞が苦手で今回も少々ミスをしてしまったのと、時間に追われて雑な論述になってしまいました。

やはり、伝聞であまり争いのない部分はあっさり済ませておくべきですね。今回はそこに何行も費やしてしまったのが敗因でした。

⇒刑訴は学説対立が去年出題されましたが、勉強しても今年出そうな論点がそこまで思いつきません。また、頻出の伝聞が苦手ということも加味して、残りの期間も過去問の演習を続けていくつもりです。伝聞の部分だけは答案に書いてみてペース配分を身体に染み込ませます。論ナビも並行して軽く読んでおきます。



Ⅹ.労働法


素点 第1問 21/50 第2問 15/50
調整後 第1問 22.5/50 第2問 18.1/50
順位 59/84 E


これはひどいですね。というか、採点者コメントを見ればわかりますが、採点者の間に採点方法に無視できない大きさの認識の違いがあることがわかります。でも、指摘自体は参考になる部分あったので参考にしていきます。

まず、労働法は事実認定に多くの頁を割くことになるので、考慮事項ごとに意識的に改行していく。焦ったときに三段論法崩さない。


ただ、3月の時点よりも論証が考慮要素も含めて頭に入ってきているのを感じます。労働法は論点抽出とその論証でそこそこ差がついてしまうのを採点実感から読み取れますので、他の受験生の差をつけられないという意味でも論証はしっかり詰めていきます。

⇒重判の確認、論証化は来週中に終わらせます。引き続き過去問解きなおしと並行して、論証及び百選読み込みを行います。




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